冬の底はとこしえの青



※捏造過多



 面倒な依頼を引き受けてしまったというのが率直な感想だった。呪詛師に呪詛師の暗殺を依頼されるのはそう珍しくはないが、今回はその場所が問題だった。真冬の雪に閉ざされた廃村。そこがそいつの拠点だと言う。在来線に乗って移動したとしてもそこから先はバスしか使えるものがないし、廃村にバスなんか停まるはずがない。報酬金の額に目が眩んだとはいえ、とんでもない依頼を受けてしまったと後悔が胸を覆うころ、仲介人の男が運転する車のブレーキを踏んだ。

「ここから先へは歩いて行ってくれ」
「まだ何も見えねえぞ」
「これ以上は無理だ。気づかれる」
「凍死させる気かよ」
「まあそう言うな。終わったらうまいラーメンでも食べに行こう」
「じゃあ金はお前持ちな」

 今はすっかり雪はやみ、流れる雲の隙間から満月が覗いている。金色と濃紺でくっきりと彩られた景色が絵画のようで、一歩雪を踏みしめれば違う世界に降り立ったような錯覚に陥った。

「一時間後にここな」
「一時間で終わるか?」
「誰に物言ってんだ、一瞬で片づけてやる」
「30分後に変えるか?」
「そうしてくれ」

 仲介人の男は頷くと、もと来た道を車で戻っていった。いよいよ雪の中に一人きりだ。本当にこんなところに潜んでいるのかと半信半疑で足を進めていく。風がないのは幸運だった。寒さを感じないわけではないが風がない分まだマシだし、遮るものがない分底上げされた五感で標的よりも先に奴の位置を知ることが出来る。
 向かう先に背の低い平べったい影が見え、村が見えてきたと思ったその瞬間、わずかに嗅覚が反応した。人の血の匂い。標的の男か、はたまた俺と同じくそいつを狙っていた奴か。生死は定かではないが、人がいることに間違いはない。
 昨日降ったばかりなのだろう、まだ柔らかな雪のせいで足が沈み込んで鬱陶しい。さっさと終わらせて帰りたいとはやる気持ちを抑えて気配を消しながら廃村の方へとさらに歩いてゆくと二台の車が停まっていた。見えていた影はこれだ。何の秩序もない停め方。まだ雪に隠されていない出来たばかりの轍。争った後のような乱雑な足跡。明らかに標的ではない別の人間がいることを証明している。
 停められた二台の車はまだ温かだった。中に人の気配はない。血を流している主が標的の男ならさっさと始末して撤退するに限る。そうじゃなくそいつとやり合った奴が血を流しているのだとしたら、外部の人間がここへ来たことで標的の警戒も強くなっているだろうし少々面倒なことになりそうで気が重い。
 車が停められた場所からもう少し行けばやっと民家が見えてきた。平屋のどの屋根にも雪が積もっているが、今まで降った分を考えると少ないように感じる。恐らく定期的に誰かが雪下ろしをしにきているのだろう。庭先の草木も伸びっぱなしではあるが荒れすぎず、少し手を入れるだけで人が住めるような見た目をしていた。なるほど、これなら短期であれば身を潜めやすい。
 歩き進めるたびに血の匂いが深くなる。それを邪魔するように民家に咲く水仙の花がむせ返るような甘ったるい香りを漂わせ、その存在を隠そうとしているように思えた。
 そこに深く息を吸う音がした。聞き間違うはずのない、何度も耳にしてきた死に際の呼吸。
 その主を突き止めようと自身の鼻だけを頼りに向かう。生命の気配が消えてしまったから、頼れるものがそれしかなかった。けれど呆気なく辿り着いてしまう。水仙の香りに邪魔され難航するかに思えたのに簡単に行き着くことができたのは、廃れた村に似つかわしくない天国のような地獄が突如として現れたからだ。
 手入れのされきっていない水仙は家どうしを仕切る塀の外にまで領土を広げ、小径にも群生している。元々雪に映える黄色をしているだろうに、月明かりに照らされたそれは、さらに色彩を増していた。そこにその体は横たわっていた。月のスポットライトを浴びて、金色に発光した状態で。
 ただ、その体のまわりだけは赤黒い血だまりが出来ていた。遠目から見ても分かる、なだらかな曲線は女のものだ。つまり俺の標的ではない。面倒なことになったと脳が瞬時に理解した。
この女を殺した標的の男は女の仲間が来ないか警戒しているだろう。が、車はまだある。エンジン音がしていないのでこの村のどこかに潜んでいるに違いない。
 本来ならこの女を放置して依頼を遂行するために標的だけを仕留めに行くが、何故か後ろ髪を引かれる思いがした。理由は分からない。ただの興味といえばそうかもしれないし、第六感が働いたといえばそうかもしれなかった。
 女はうつ伏せで倒れていた。金目のものはないかと触れるとまだ体温が残っていたが、生命活動を停止させたこの体じゃ瞬く間に氷のように冷えてゆくだろう。
 うつ伏せになった体をひっくり返してコートの前ボタンを外してゆく。胸の内ポケットに手を入れたのはほぼ無意識だった。そこに大事なものが入っていることは経験上分かっていたけれど、まるで導かれたかのような自分の行動が少し気味悪かった。
 生温いコートの内側に突っ込んだ指先に触れたのは、ころりとした丸く硬いもの。つややかではあるが、でこぼことしている。
 稲妻に打たれたような衝撃が背骨を駆け抜けたのは、表面に施された装飾でそれが飾りボタンであることが指先だけの感覚で分かった時のこと。広く深い澱んだ記憶の海の底で唯一透きとおった輝きを放つひと欠片。ボタンが掬い上げたその記憶の中で、女はいつもとびきりの笑顔で笑っていた。



 女の名前はといった。奇妙な女だった。呪術高専で初めて会った女は、これからよろしくねと俺に手を差し出した。馴れ合う気のなかった俺はそれに見向きもせず無視を決め込んだが、何が面白かったのか宙ぶらりんの自身の手を見つめて声を上げて笑い出した。気味の悪い面倒くさそうな女。それがの第一印象だった。
 女の席はいつも俺の隣だった。授業の合間の休み時間は一人でぺちゃくちゃとよく喋っていた。昨日あんなことがあったよ。今日はこんなことをするんだ。明日はあれがしたい。聞いてもいないのによく喋った。勝手に喋る女のせいで、いつのまにか俺はのことを勝手知ったる存在として仕立て上げられてしまっていた。
 うるさい女だと思っていたけれど、の隣は居心地が良かった。それは俺を禪院家の人間だと扱わなかったところにある。名字が嫌いだと言えば、は俺を「甚爾くん」と呼んだ。甚爾くん、甚爾くん、甚爾くん。いつも家では邪険に呼ばれ、鋭いナイフのように心臓を抉っていた名前はが呼ぶたび丸みを帯びてゆく。嬉しそうな声で、悪戯っぽい声で、時には優しい声で。自分の名前がそんな風に呼ばれるのを初めて聞いた俺はむず痒く、鬱陶しいと言わんばかりの冷たい態度しか取れなかったけれど頑なだった心がほどけていくのを感じていたのもまた事実だった。
 出て行きたくてしょうがなかった禪院家のことについて、は自ら足を踏み入れることをしなかった。本当に興味がなかっただけなのかもしれないが、擦れていた俺はどうせ知りたくてしょうがないのだろうと、一度だけ自分が家でどう扱われていたかを話したことがある。そのときは「へぇ、そうなんだ」と神妙な顔をしたけれど、今振り返ってみても根本的なことはあまり理解していなかったように思える。非術師の元に生まれたに呪術師家系の、ましてや御三家の事情なんて分かるはずがない。だけど、それでいいと思えた。は何も知らなくていい。よく分かっていないくせに神妙な顔をしてみせたの純粋無垢な姿を馬鹿で世間知らずと思いはした。けれど、愛されて育てば当たり前に持ち得るその真っ直ぐさがひどく眩しく、幼少期を陽の当たらない場所で過ごした俺でさえもまともに扱う陽だまりのような存在だった。
 俺とはよく一緒に任務に赴くことが多かった。それは同級生だからという理由もあっただろうが、一番の理由は戦い方にある。近接でしか戦えない俺と遠距離を得意とするタイプの。呪霊を祓うときは相性が良かった。任務は補助監督の車で向かうこともあれば電車で向かうこともあったし、帰りも然りだ。俺は車でさっさと行って帰ってくる方が楽でよかったけれど、はそうではなかったらしい。山の中に存在する高専にとっとと帰るよりも寄り道をしたいと言って、好んで電車に乗って帰ってきていた。俺も半ば強制的につき合わされることも多く、不特定多数の人間と同じ空間にいることが苦痛なこともあったけれどの選ぶ買い食いの品はいつも美味くて結局絆されてしまっていた。
 帰りの電車は高専に近づくにつれて段々と人が減ってゆく。最後には二人並んで座って、は決まって「疲れた」と言って目を閉じた。目を閉じていても意識は覚醒したままだったり、本当に寝てしまったり。まちまちだったが、いつもうるさいが静かになるのがこのひとときだった。悪くなかった。隙を見せてもらえるということが信頼の証のようで。時々肩に寄りかかるの重さが友愛の証のようで。今まで手のひらからこぼれ落ちるどころか掬うことも許されなかったものがの隣には存在していた。だけど、それを手放してしまったのは俺の方だった。
 高専を卒業する一年前のこと。いつものごとくの買い食いにつき合った帰りの電車の中でのことだった。その日もは高専に近づくにつれ、うとうとと舟をこぎ始めた。呼吸が緩やかになり、隣でふっと体の力が抜けたのが分かる。それから電車が減速したり加速したり。その弾みでの頭がぐらりと揺れて俺の肩を枕にした。ぱたりと落ちたの手のゆびさきが俺の小指に触れて、うーんと唸ったような声を出したは寝ぼけていたのかそのまま俺の手を柔く握りこんだ。
 本当は初めから分かっていた。すうすうと規則的で穏やかな呼吸とは裏腹に速さを増す女の心拍の音。耳のいい俺を騙せるわけがない、寝たふりをしているということを。それでもその手を振り払わず、あろうことか握り返してしまったのは触れ合った皮膚からの体温と一緒にを構成している優しさが一気に流れ込んできたからだ。あたたかな毛布にくるまって微睡んでいるような感覚が俺の心臓を包み込んで、他人との触れ合いがこんなにも心地よいことを初めて知る。そして怖くなった。こいつといると今までのことがどうでもよくなってしまう。禪院家を見返して自分を肯定するという目的を見失って、俺が俺じゃなくなる危機を感じた。
 がたんがたんと心地よく揺れる電車。緑が深くなる景色。心臓を共鳴させる男と女。まるでこの世に二人きり。きっとその世界にあてられたのだと言い聞かせ、これっきりにしようと決心する。それから俺はと電車に乗ることをやめてしまった。
誘いを断り続ける俺には理由を追求することはなかった。特に寂しそうな顔を見せることなく、いつもと変わりない顔で笑っていた。だから、にとって何でもないことなのだと。俺がいてもいなくても関係なくの時は流れてゆくのだと。そう思って最後の一年を過ごしてきたから、別れ際にあんな顔をされるなんて思ってもみなかったのだ。
 卒業式を終えた俺たちはお互いの寮に向かっていた。俺は寮に戻って荷物をまとめるとこの日のうちにここを出ることを決めていた。そして禪院家も出る。だから二人でこうやって歩くのは本当に最後のことだ。冬の名残をたずさえた風が二人の髪を乱して、がそれを手櫛で整えるのを横目で見ながら並んで歩いていると、が突然ぴたりと歩みを止めた。俺はそれに気づきながらも前に向き直って歩いていたけれど、の水分の含んだぐずぐずの声に思わず足を止めて振り返ってしまった。

「甚爾くん、術師にならないって本当?」
「んなこと誰から聞いたんだよ」
「甚爾くんが言ってくれないから担任に聞いた」

 守秘義務もあってないようなものだなと馬鹿馬鹿しく思ったが、いずれ分かることだしこんなところで誤魔化したってしょうがないだろう。
 俺は術師にはならない。なれなかった。俺が今までやってきたことは誰にも認めてもらえなかった。なら、俺はやりたいようにやる。何にも囚われず、自由に。自分の喜怒哀楽だけに素直に生きて、快楽を追求する。そういう生き方を歩むと決めた。

「俺は術師にはなんねえ」
「どうして? 甚爾くんなら……」
「もう決めたことだ」

 はスカートを両手でぎゅっと握りしめて、まぶたにたっぷりと溜まった涙を零すまいと堪えているように見えた。ふるふると震える女の唇が言葉を探している。いつもゆるりと弧を描いているその唇が歪んでいるのを見るのは出会って初めてのことだった。その絶望したような顔が向けられているのが自分だと思うと何とも気分が悪かった。こんな俺でも最後くらいは綺麗に終わりたかったらしい。

「でも、」
「俺がどういう生き方しようがお前には関係ねえことだろ」
「関係あるよ! だってわたし、甚爾くんのこと好きだから」

 先ほどまでの狼狽えた様子は、もうない。は迷いなく俺の目を射抜いて、心の内をさらけ出してみせた。曇りなき眼差しは俺の中に潜む気持ちも見透かしてしまいそうで、どうにかして汚してやりたくなる。圧倒的な光であればあるほど深く濃い影が出来るのは世の中の真理だと思わねえか。だから、俺はの気持ちに応えることを放棄した。むくむくとふくれ上がる傷つけたい衝動を抑えきれずに。

「ふーん、あっそ。じゃあキスでもしてみっか」

 大股で近づいて顎を掴み、顔を近づけ、唇に紙切れ一枚ぶんの距離を残して鼻をぶつける。の目がまんまると見開かれて、頬が赤く染まる。それから、ゆるゆると眉尻を下げた切なげな表情にたまらなくなる。こんな状況で寸止めしている俺自身を褒めてやりたいくらいだ。

「最低!」

 飛んできたの手のひらを避けることは容易かったが、敢えて殴られてやる。頬がぱちんといい音を鳴らし、じーんと熱を持った。は思いのほかいいところに命中したからか自分の手のひらと俺の頬を交互に見比べ、申し訳なさそうに唇を噛んだ。

「ならそんな最低男、早く忘れろよ」
「……じゃあ最後に制服のボタンちょうだい」
「取れるもんならな」

 いつか甚爾くんに勝ちたいな。が体術訓練の後、いつもそう言っていたことを思い出して間合いを取れば、はすぐに意味を汲み取って技をしかけてきた。それを適当に受け流しながら、いいところで自分も仕掛ける。元々負けてやるつもりだった。きっと、こんな勝ち方にとったら不本意なのだろうけれど、それでなくてもは十分に上達していた。
 の放った蹴りが俺の肩をかすめてバランスを崩したふりをする。そこにダメの一押しで掌底打ちを食らって後ろに倒れ込めば、すかさずが俺に馬乗りになった。

「あー負けた負けた。ほら、やるよ」

 左胸で鈍く輝くボタンを引きちぎってに差し出せば、堪えきれなかった涙がぼろぼろと零れて俺の制服の腹のあたりに染みを作った。きっと俺がわざと負けたことを悟ったのだろう。そう思ったのは勘だったが、苦しげにが呟いた「そんな負け方ずるいよ」という言葉が、その勘が正しかったことを証明した。
 とめどなく溢れる涙は温かかった。俺は無意識のうちにのこめかみに手を伸ばしていた。目尻に溜まった涙を拭えばの体がびくりと震え、驚いたように俺を見る。女の泣き顔がこんなにも胸を揺さぶること、誰も教えちゃくれなかった。今、こいつが俺の上で馬鹿みたいに泣くまでは。

「んな顔すんなよ」
「……また、会える?」
「お前が術師続けるなら会えるかもな」
「じゃあわたし、絶対甚爾くんに会いに行くから覚悟して待ってて」

 鼻をすすりながら下手くそに笑ったの髪をぐしゃぐしゃにかき回してやれば「やめてよ」と言いながらいつもの笑顔を取り戻した。お前の泣き顔は心臓に悪い。だけど、自分がを泣かせたのだという事実に高揚もしていた。俺がの感情を揺さぶる存在であるということ。それが確実に糧になる。この気持ちに名前をつけるならきっと、と同じところに行き着くのだろう。
 そんな淡い想いは全部ボタンに込めてくれてやる。大事にしたけりゃすればいいし、いらなくなったら捨てりゃいい。俺はそれをお前に託すから俺は何も持たないで行く。そう心に決めて、俺とはさよならを交わした。



 内ポケットから取り出した銀色のボタンは今もあの時のまま、なんの形も変えていなかった。俺が任務中につけた傷もそのままに、新たに傷もついてなければ凹みもない。いかに大事に扱われていたのかがありありと分かって、置き去りにしてきたはずの記憶が鮮やかによみがえる。
 あれから伸ばし続けていたのだろうか、長く伸びて顔を覆っていた髪を耳にかけてやれば、あの頃の面影を残して少し大人びた顔つきをしたが現れた。
 納得のいく死だったとは到底思えないが、こういった仕事をしているだけあってろくな死に方しないことは分かっていたのだろう。どこか自嘲気味に微笑んでいるような顔で。死に際に見た走馬灯が余程いいものだったのか、どこか幸せなそうな顔で。泣き笑いみたいな顔が卒業の日と同じだった。

「俺に会いに来るんじゃねえのかよ、ざまあねえ……」

 ぐしゃぐしゃに髪をかき回しても、「やめてよ」なんて反応が返ってくることもない。顎を掴んで顔を近づけても頬を引っ叩かれることもない。けれど、触れた唇はかろうじてまだその柔さを残していた。熱を分け合いたいがために唇を合わせても奪われる一方で、ほんのり温かかった体幹も急速に冷めてゆく。ゆっくりと唇を離せば名残惜しそうにその弾力で押し返してくるくせに、頬を撫でると陶器みたいにひんやりとしていた。

「……つめて。やっぱりあの時キスしとくんだったな」

 乱してしまった髪を整えて胸の前で手を組ませ、周りに咲いていた水仙を一輪添えてやる。月明かりの下、ため息も涙も出ないほどの純然たる美しさがそこにはあった。それが湧き上がらせるのは俺がとうの昔に忘れていた感情だ。
 今日だけはお前のために刃をふるってやる。この地で安心して眠れるよう標的を抹消して、お前が俺の陽だまりだったように今度は俺が春の呼び水となろう。そして今度こそと出会って知ったことも、胸の底で密やかに燻り続けていた想いも、すべて冬の底に沈めて青かった日々に終止符を打つ。それから雪解け水となって春に還ればいい。それが陽だまりみたいならしい最期だと。そんなふうに思った俺をらしくないと笑ってくれ。
 その先は何も持たない。二度はない。この任務を終えればまた自分の道をひたすらに歩いていくだけだ。


20200405 水仙の花言葉「unrequited love(報われぬ恋)」